高陽総合運動場（高陽スタジアム）

ソウルと隣接する京畿道高陽（コヤン）市に位置する総合運動場。メインスタジアムは「高陽スタジアム」とも呼ばれます。座席数は4万席を超え、過去にはSEVENTEEN、ENHYPENなどのK-POPコンサートや海外アーティストの来韓公演など、大規模なイベントが開催されました。

観客席は1階と2階があります。スタジアムは楕円形のため、南側にステージが設置された場合、北側の座席はステージから最も遠くなります。また、東側と西側エリアには屋根がありますが、南側と北側の座席上には屋根がありません。

高陽総合運動場に最も近い地下鉄駅は3号線の終点・大化（テファ）駅です。駅から会場までの距離が近く、ソウル近郊のコンサート会場の中でもアクセスが良い方です。ただし、クパバル行きの列車は大化駅まで行かないため、大化駅行きかどうかの確認が必要です。また、会場から2km離れたところにGTX-Aキンテックス駅があります。ソウル駅から向かう場合は、この駅を利用するとよいでしょう。

ソウル方面から向かう場合、バス停「大化駅」で下車すると会場まで徒歩圏内です。弘大入口駅からはM7731番バスに乗ると「大化駅」まで1本（約40分）、仁川空港からは3300番バスに乗ると「大化駅」で下車できます。（約1時間）明洞や江南方面から向かう場合は、地下鉄を利用するのがおすすめです。

大化駅3番出口を出て直進し、横断歩道を渡るとすぐにメインスタジアムが見えます。最寄りのゲートは「East Gate」です。

会場の規模が大きいため、公演終了後は会場から駅まで非常に混雑し、駅まで移動するのに30分以上かかる可能性があります。3号線大化駅の終電は週末基準で23:03、GTX-Aキンテックス駅からソウル駅への終電は0:42です。

高陽総合運動場は高陽市にあるため、周辺のバス停はほとんどが高陽市内を移動する路線です。そのうち大化駅からソウル方面へ1本で行けるバスは、1000番（光化門）、1500番・9707番（永登浦）、9700番（江南）があります。最終バスの時間は22:40～0:00の間です。

公演終了直後は会場周辺が混雑し、携帯電話のデータ通信が不安定になる可能性があります。また、タクシー運転手によっては長距離移動する乗客のみ乗せてくれる場合もあるため、外国人観光客には少しハードルが高いでしょう。